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どんなカメラをお探しですか?これからDVカメラを購入しようと考えているなら、まず購入する前に"何を撮影するのか"をよく考えてみましょう。撮影する目的がハッキリしていればカメラ選びは自然と決まりますが、目的もなく安易に買ってしまうと、いつしか押入れの片隅でカビが生えてしまうことになりかねませんよね。。。 たとえば子供の成長記録を撮影するなら軽くて持ちやすい単板CCDのDVDカメラがオススメです。 動き回る子供と一緒に遊びながら撮影して子供の遊び道具と同じように扱え、撮影した映像は家庭用DVDプレーヤーで簡単に観ることができます。 しかし三脚を使用して風景やマクロ撮影などの作品物を撮影する人が同じカメラを使うとチョット物足りなさを感じると思います。作品物を撮影するならフレーム単位の編集ができて3CCDカメラやHDVカメラのようなハイスペックDVカメラが必要になるでしょう。 最近ではHDDやフラッシュメモリーに記録する方式も多数発売されていますが、編集環境や使い勝手をよく検討してから購入することをオススメします。
■CCDは何インチ?最近のビデオカメラは小型化が進み1/4、1/6インチなどの小さなCCDで高画素のものが主流です。小型で高画素なCCDのメリットは「小型」ですから光学系が小さくなりデザインが良くなること。しかも消費電力も少なくなるので長時間録画が可能で「高画素」ですから静止画プリントが綺麗です。 しかし画素数が多いからといって、綺麗な画が再現されるかと言うとそうでもなく、同じサイズのCCDで画素数を多くすると画素ピッチが狭くなってしまいます。 つまりCCDの画素一つ一つを光を溜めるコーヒーカップのようなものだと考えると、同じ面積のテーブルにならべる数が多いほどカップ一つ一つの容量は少なくなるのです。 これをCCDに置き換えると画素ピッチの狭いCCDは広いCCDよりも一回で取り込む光の量が少ないことになります。 光の取り込む量が少ないと、少ない情報量で映像表現しなければならず、ダイナミックレンジが小さくなって白や黒がベッタリとした画になってしまうのです。 通常ビデオカメラは60dB程度のDレンジがありますが、それでもビデオカメラのDレンジはフィルムカメラに比べてかなり乏しいのが現状です。 Dレンジが乏しいと雪景色をバックにして人物を撮影した場合、人物の顔や服の諧調が潰れた画になってしまいます。 しかしDレンジを広くとれば綺麗な映像が再現できるか?というとそうでもありません。 60dBのDレンジを100dBにすると、雪景色をバックに人物を撮影した場合、人物の顔や服の諧調がから照り返された雪景色まで階調が潰れることなく再現できますが、そのカメラで屋内を撮影すると深みのない映像になってしまうのです。 通常カメラのDSPは8bitで構成されており、8bitは256階調のデジタル信号処理ということになり、その256階調しかない回路に60dBの信号を入れるのと、100dBの信号を入れるのとでは人間が普段見る映像帯域の再現性は60dBのほうがより鮮明に映しているように見えるのです。 これは人間の目の特性に起因しており、人間の目のDレンジがおよそ80dB位だと言われているからです。 つまりDレンジを大きくすると、それに伴い映像信号処理の回路も対応しなければならないことになるのです。 最近の業務用カメラでは10bit処理のDSPも開発されていますが、それでもフィルムカメラのDレンジには及ばないのが現実です。 カメラを選ぶ時はCCDのインチサイズと画素数を考慮し、実際の色再現性が良いものを選ぶと良いでしょう。
■もっとワイドに!ビデオカメラのレンズには必ず明るさ「F値」と焦点距離「f」が記載されています。最近のレンズは小型化の影響で前球が小さくなったためレンズの明るさ「F値」は(ワイド端F1.6)〜(テレ端F2.8)程度で、F1.6〜F2.8の「F値」の数字が変化するのは望遠にすると焦点距離が長くなるため若干暗くなってしまうのです。 焦点距離「f」はDVカメラの仕様によって差がありますが、基本的な目安としては「50mm」を標準として数字が小さくなるほど広角レンズと呼び、大きくなると望遠レンズと呼ばれています。 ビデオカメラでの焦点距離の記載は「35mmフィルム換算:47mm」などと表記されていますが、これは撮像素子CCDのインチサイズが機種によって異なり、レンズの焦点距離に対して画角が決定しないために35mm換算としているのです。 標準レンズは人間が肉眼で感じる遠近感を再現できるレンズということです。 広角レンズは広い範囲が映しこまれ、撮影する像の大きさは小さくなりますが遠景と近景が同時に写しこまれるので遠近感のある表現が可能です。 望遠レンズは像の大きさは大きくなりますが遠景と近景の差が感じられない平面的な画になります。 個人的な意見としてはビデオカメラのレンズは広角側を重視して選ぶことをオススメします。 普段のビデオ撮影で三脚も使わずに望遠側を使って撮影した画は非常に見づらく、ビデオ酔いの原因にもなりかねません。 普段から望遠側をよく使う人は撮影している本人が被写体に近づくことを意識したほうが良いのではないでしょうか。 そして運動会などの望遠を必要とする場合にのみ、三脚を使用して望遠レンズ(テレコンバージョンレンズ)を使うと望みの画が撮影できるのではないでしょうか? 望遠レンズ(テレコンバージョンレンズ)の倍率は、ある程度大きくすることが可能ですが、広角レンズ(ワイドコンバージョンレンズ)は画面の四隅がケラレるため限界があります。 いずれにしてもコンバージョンレンズを装着するとカメラのバランスが悪くなるため目的にあった焦点距離を見つけることが重要です。 |