DVカメラの画質比較

DVカメラの画質比較

カメラ画質の良し悪しを見極めるにはスペック表の数字を見比べて云々するより、画を比べてみると一目瞭然です。
しかし単純に画を比較するといっても同じ環境下で色や解像度を比較するのは非常に難しいものです。

カメラの画質比較といえば、いろんなHPを見ても色再現性の比較が一番多いのですが、
これは色が人間にとって直感的に違いが判断できる最も簡単な比較だからだと思うのです。

しかしカメラが出す色を比べて、その人の主観で優劣を云々するのはチョット違うような気がします。
なぜなら人それぞれ好みの色があるように、メーカー毎に目指す色はちがう訳で
色の「優・劣」を比べることに何の意味があるのか....って思いつつやっぱり比べてしまうのが人間の性な訳で。。。((((^_^;

そこで同じ環境下で測定できるようにハロゲンとライトボックスを用意して測定用チャートでカメラの性能を比べてみました。

Panasonic AJ-D810
2/3インチ41万画素 3CCD 98年3月発売
本体価格\2,450,000円、VF\150,000円、lens\540,000円
SONY DCR-PC7

1/3インチ68万画素CCD
96/9月発売 価格\240,000円
Panasonic NV-C5

1/4インチ48万画素CCD
99/8月発売 価格\225,000円
レゾチャート水平解像度実測:500本(※公称700本)
レゾチャート
レゾチャート水平解像度実測:300本
レゾチャート
レゾチャート水平解像度実測:300本
レゾチャート
グレースケール
グレースケール
波形モニター
グレースケール
グレースケール
波形モニター
グレースケール
グレースケール
波形モニター
カラーチャート
カラーチャート
ベクトルスコープ
カラーチャート
カラーチャート
ベクトルスコープ
カラーチャート
カラーチャート
ベクトルスコープ
肌色チャート
肌色チャート
肌色チャート
肌色チャート
肌色チャート
肌色チャート


解像度の測定
1.光源はハロゲンランプ、照度を2000ルクス、色温度は3200k。(実際はライトボックスを使用)
2.モニターは波形モニターのPIXOUTに接続しライン位置の確認用にする。※1
3.カメラに映る画角の四隅を解像度チャートの楔に合わせる。
4.レゾチャートの白が70%になるようにアイリスを調整しホワイトセットを行う。
5.波形モニターで確認しながらDTLのピークが最も大きくなるようにフォーカス合わせる。
6.波形モニターをラインセレクトモードにして水平解像度測定用のラインペアの位置を確認。
7.水平のSWEEPを拡大してラインセレクトのUP/DOWNで白と黒のラインペアが何ラインまで認識できるかを確認。※2
※1)通常解像度はYで測定しますが、民生カメラではY出力がないのでD810も同様にコンポジットOUTでご勘弁を。
※2)厳密にはオシロスコープを使って{(楔横の数字位置のライン幅)/(楔が解像できる限界位置の幅)}x(楔横の数字)=限界解像度となる。

比較結果
グレースケール:民生用カメラは輝度が高くなるほど色再現にバラつきが発生し全体的にキャリアも多い。
カラーチャート:Panasonicが自然な着色に対してSONYは鮮やかな発色である。
肌色チャート:放送用カメラの忠実な色再現性にくらべ、民生用はクロマレベルにバラつきがある。

注)放送用カメラのメニューはデフォルト状態で撮影しています。
つまりカメラメニューの設定次第で彩度も色相も自在に変更することが可能で編集を前提に色は控えめな発色としています。
放送用カメラをこのようなかたちで比較すること自体がナンセンスなのですが、比較対象として理想的な画が欲しかったので使用しました。((((^.^;)
...色温度とは自然界の光の色を完全黒体である炭素の燃焼温度を基準として規定したもので、炭素を燃やすと燃焼温度に応じて低ければ赤く発光し高くなるにつれて青色へと変化することから、これを自然界にある光線にあてはめて赤色から青色になるにしたがって色温度が高くなると表現したもの。色温度は低いものからロウソクの炎(1900K)〜ハロゲン電球(3200K)〜白色蛍光ランプ(4000K)〜太陽光(5600K)〜曇り空(7500K)。(単位はK:ケルビン)



DVフォーマットについて ビデオガンマーとシネガンマー
Qテイクのトップページへ

[PR]看護師の好条件求人なら:転職活動不安ですか?なんでも相談OK!